新日鐵住金

RECRUITING 2019 RECRUITING 2019

技術とコミュニケーションを
武器に高付加価値製品の
海外生産を推進

製鉄所で熱延の操業技術者として経験を積み、圧延課長というポジションで生産現場の責任者を担う。米国アラバマ州カルバートで、戦略商品であるハイテン(自動車用高強度鋼板)の生産拠点の立ち上げに関わった。

操業技術(海外)

辛島 広祐
KOHSUKE KARASHIMA
AM/NSカルバート社
2002年入社

CAREER STEP

大分
薄板工場 操業企画グループ

2002

大分
薄板工場 薄板技術グループ

2008

大分
薄板工場 連続熱延課

2009

大分
生産技術部 技術企画グループ

2011

AM NSカルバート社

2014

CAREER STEP

文化や価値観の違いを乗り超える

文化や価値観が異なる地域でのものづくりというのは、一筋縄ではいきません。2014年に、カルバートでハイテンの生産立ち上げに関わった私も、そのことを実感しました。当時、私のミッションは、生産設備の増強に向けた下地づくりとして、日々の生産活動の課題を発掘し改善を進めることでした。現地の第一印象は「想像以上に整った生産ライン」だということ。現場も整頓が行き届いていましたし、自動操業を支援するITシステムなどは日本よりも進んでいる感じさえしました。ところが、操業状況を把握するためにデータを分析すると、次々と課題が浮き彫りに。生産ラインの作業率が低く、製品の品質も安定しませんでした。現場のオペレーションや技術に改善の余地があるのは明らかで、技術部門と現場の操業を担う製造部門との連携も不足していました。私は、頻繁にミーティングを開き、みんなでアイデアを持ち寄りながら操業改善に努めました。

時には日本流を貫いて、理解を得る

カルバートの生産拠点の改善活動では、「データをもとに課題を把握し、改善策を練り、それを現場で実践し、結果を検討して次の改善へ」といういわゆる、PDCA(Plan-Do-Check-Act)を徹底しました。仕事の基本は、日本にかぎらず世界に通用すると考えたからです。時には日本のやりかたも通しました。私たち「操業技術者」という役割は、それまで現地にないものでした。生産ラインの課題を解決するために、非常に大切な役割を担いますが、現地のスタッフには説明するだけではうまく伝わりませんでした。私は、現場で操業技術者が何をするかを深夜の試験立ち合いなどで見てもらうことにしました。背中で語る――極めて日本的な流儀でしたが、製鉄所で多くの上司や先輩たちの後ろ姿を見て学んできたスタイルを、遠く離れた米国で実践することにしたのです。操業技術者の実際の姿を見せ、生産性・品質などが向上することで、少しずつ理解を得ることができました。

日米がひとつのチームとなり
未来に貢献する

2015年のはじめから、アラバマ州での設備増強工事が本格的にスタートし、2016年中には最新鋭の自動車鋼板、超ハイテンの生産が立ち上がりました。現在、新日鐵住金の技術に支えられた鋼板をボディにまとった日本車が米国の道を走り回っています。
今回、私が関わったような海外での生産拡大の効果は、現地で生産活動を行う自動車メーカー向けのビジネスを加速するだけにとどまりません。雇用の拡大などを通じて地域の発展にもつながるものです。カルバートで日米のスタッフがひとつのチームとなって成し遂げた仕事は、かけがえのない蓄積となって新日鐵住金の今後のグローバル展開と地域の未来に貢献するものと思います。

新日鐵住金で活躍する社員

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最高峰の技術力 世界のトップと評価される研究開発力を持つ新日鐵住金は、
3つの中央研究組織を中核としています。
事務系職種