[特集]エネルギーを無駄なく利用 -製鉄プロセスにおける省エネルギー技術-

当社は、製鉄プロセスの副産物として大量に発生するガス(副生ガス)や、熱エネルギー・圧力エネルギーを余すところなく回収し、無駄なく有効に活用しています。回収されたガスは鋼材製造に必要となる燃料として利用されるほか、熱エネルギー・圧力エネルギーとともに発電に利用され、自社で必要な電力の大半を賄っています。さらにつくった電力は電力会社を通じて一般家庭や産業向けなどにも供給しています。当社は、世界最高水準にある技術力にさらに磨きをかけ、今後とも限りある資源・エネルギーの有効利用に努めていきます。

製鉄プロセスで発生するエネルギーフロー

製鉄プロセスで発生するエネルギーフロー

当社グループ内で使用した電力

主なエネルギー回収設備

コークス乾式消火設備(CDQ)

コークス乾式消火設備(CDQ)

赤熱コークスを、水ではなく窒素ガスやCO2を主成分とした不活性ガスによって消火・冷却する設備。排熱を回収して発電するとともに、ダストの発生もほぼ100%抑えます。

ガスホルダー

ガスホルダー

副生ガスを燃料として効率的に利用するために、貯蔵し圧力を調整するための設備。夜間に副生ガスを貯留し、発電負荷が高い昼間に発電用燃料として使用します。このように変動する電力需要に対応するとともに発電所での石油類使用量の削減を図っています。

カリーナサイクル発電

カリーナサイクル発電

転炉ガスを冷却した100℃程度の温水から高効率にエネルギーを回収する設備。鹿島製鉄所において1999年に世界で初めて実用化に成功しました。従来利用が難しかった低温排熱を回収して発電します。

主な発電設備

高炉炉頂圧回収タービン(TRT)

高炉炉頂圧回収タービン(TRT)

高炉で大量に発生する高炉ガスの持つ圧力でタービンを回し、電力として回収する設備。圧力エネルギーを有効活用し、燃料は使用しないため、CO2などの温室効果ガスも発生しません。例えば鹿島製鉄所では所内の消費電力の10%近くを発電しています。

共同火力発電所

地域の電力会社との共同発電

地域の電力会社との共同発電

当社は、地域の電力会社と共同出資で発電所を建設し、製鉄所内で発生する副生ガスや、燃料炭・石油類を燃料として発電しており、地域電力会社を通じて一般家庭や産業向けなどにも電力を供給しています。

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