物流におけるCO2削減の取り組み

新日鉄住金は、年間約128億トンキロ*11回の輸送機会ごとの積載数量(トン)×輸送距離(キロメートル)の合計。の鉄鋼製品・半製品を輸送していますが、従来からグループ内物流会社と共同で輸送効率の向上や燃費の改善などの物流効率化に取り組んでいます。

2016年度の物流部門トンキロ実績

輸送量万トン/年 百万トンキロ/年

(参考)
g-CO2/トンキロ

船舶 1,884(54%) 11,176(87%) 39
鉄道 8(0%) 50(0%) 25
トラック・トレーラー 1,570(46%) 1,563(13%) 211
合計 3,462(100%) 12,789(100%)  

*1 トンキロ 1回の輸送機会毎の積載数量(トン)×輸送距離(キロメートル)の合計
参考の1トンキロ当たりのCO2排出量の数値は全業種平均値(国土交通省)
輸送効率の向上では、高いモーダルシフト化率モーダルシフトとは、トラックから鉄道、船に輸送手段を替えること。モーダルシフト化率とは、500km以上の輸送のうち、鉄道または海運(フェリー含む)により運ばれている輸送量の割合(国土交通省の定義)。の維持・向上に加え、荷役能率の向上による積地・揚地での船舶停泊時間の短縮や、国内輸送における船舶の大型化(700トン船→1500トン船)などを進めています。

新日鉄住金のモーダルシフト(単位:%)

新日鉄住金のモーダルシフト
物流会社との合同での配船打合せの様子

物流会社との合同での配船打合せの様子

燃費の改善では、陸上輸送におけるエコドライブ推進(デジタルタコメーター活用等)や、省エネタイヤ・軽量車両導入などのソフト・ハードの施策に加え、海上輸送においても燃費改善施策の導入・適用の拡大を進めています。

また、これらの物流効率化に加えて、薄板製品の無梱包出荷体制の構築・適用拡大による梱包用資材削減等でも成果を上げてきました。今後も引き続き、鉄鋼製品の大量輸送を目的に、長年蓄積してきたノウハウを活かして配車・配船の最適化を図る最新システムの導入を進め、さらなる物流効率化に取り組んでいきます。さらに、生産体制の集約を含む統合効果のフル発揮を通じ、最適物流体制の構築による輸送効率の向上等を実行することとあわせてより一層のCO2の削減にも取り組んでいきます。

物流部門のCO2排出量削減に向けての改善項目

改善項目 推進部門
荷主 輸送事業者
運搬回数の削減 輸送手段の大型化 さらなるモーダルシフト化(車両→船舶・鉄道)  
船舶・車両の大型化※
運行効率の向上 積載率の向上
実荷率の向上
サイクルタイムの短縮
輸送量の削減 輸送距離の短縮  
燃費の向上 エンジン効率の改善 低燃費船舶・車両への移行  
燃費改善部品の導入(エコタイヤ等)  
運転方案の改善 船舶・車両停止時のエンジン切り
経済運行の推進(エコドライブ等)  
出荷生産性の向上(2個吊りコイルリフターの導入等)

※特殊車両通行許可条件の緩和。 ◎主体的に取り組む部門 ○副次的に取り組む部門

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