地球規模で進める技術協力・技術移転

新日鉄住金は、日本の優れた省エネルギー技術の海外への移転が世界的なCO2排出量削減に最も効果的であるという認識のもと、世界鉄鋼協会などの多国間、日中・日印の二国間などさまざまな形で世界的な省エネルギー・環境対策の取組みに積極的に参画しています。

地球規模でのCO2排出量削減に貢献

当社をはじめとする日本鉄鋼業は、鉄づくりで培われた技術をベースとした環境保全・省エネルギーの世界的な取組みであるグローバル・セクトラル・アプローチ産業部門毎に技術に基づくCO2排出量削減ポテンシャルを探り、世界最高レベルの省エネルギー技術の導入を図ることにより、世界の温暖化問題の解決に貢献する方法。を積極的にリードしています。日本鉄鋼業の優れた省エネルギー技術をエネルギー効率が劣る途上国の鉄鋼業に普及させることにより、地球規模でのCO2排出量削減に貢献することができます。日本企業が海外で普及に努めた鉄鋼分野での省エネルギー技術のCO2排出量削減効果は、これまでに合計6,001万トン- CO2/年に達します。これは日本の鉄鋼業全体のCO2排出量の約3分の1を削減するのに相当します。

日本鉄鋼業の省エネ国際協力

当社は日本鉄鋼連盟の中核メンバーとして、日本の優れた環境保全・省エネルギー技術を世界へ展開するため、世界鉄鋼協会環境委員会などでの多国間活動に参加しています。また、官民連携会合、技術カスタマイズドリスト、製鉄所省エネ診断を三本柱として、インドや東南アジアなど二国間での省エネ・環境国際協力を推進しています。

省エネ国際協力の三本柱

1.官民連携会合

アセアン(2014年~)
日アセアン鉄鋼イニシアチブ

官民連携会合では、途上国に早期に省エネ技術の移転を実現するため、技術カスタマイズドリストや製鉄所診断の結果、お互いの置かれた現状などを共有します。また日本から、詳細技術情報やファイナンススキームの紹介なども行います。2017年度までにインドで8回、アセアン6ヵ国で10回の会合を行っています。

2.技術カスタマイズドリスト

技術カスタマイズドリストとは、各国・地域にふさわしい技術を特定し、詳細技術情報に加え、サプライヤー情報などをまとめた省エネ技術リストのことで、製鉄所の診断を行う際にリファレンスとして使用し、日本からの省エネ技術移転を促進することを目的に作成されたものです。

3.製鉄所省エネ診断

製鉄所省エネ診断では、日本鉄鋼業の省エネ専門家が製鉄所を訪問し、技術カスタマイズドリストに基づく省エネ技術導入提案や設備の稼働状況に対応した操業改善アドバイス等を行うとともに、製鉄所からのCO2排出量を定量化する方法を定めた国際規格ISO14404を用いて、エネルギー使用状況の解析を実施しています。2017年度までにインドで10ヵ所、アセアン6ヵ国で13ヵ所の製鉄所診断を実施しています。

鉄鋼業のエネルギー効率の国際比較(2015年)

鉄鋼業のエネルギー効率の国際比較(2015年)

出典:「エネルギー効率の国際比較(発電、鉄鋼、セメント部門)」公益財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE)(和訳・数値記載は一般社団法人日本鉄鋼連盟)

日印会合の様子

日印会合の様子

CLIMATE ACTIONメンバー証

CLIMATE ACTIONメンバー証

海外の鉄鋼業が導入した日本の省エネ設備によるCO2排出量削減効果(2016年度 日本鉄鋼連盟)

各国が導入した日本の省エネ設備による削減効果

世界に広がる日本鉄鋼業の省エネルギー技術(各国の数字は設備基数)

世界に広がる日本鉄鋼業の省エネルギー技術(各国の数字は設備基数)

※CDQの96基は全て新日鉄住金グループ(新日鉄住金エンジニアリング等)の実績です。

世界鉄鋼協会によるCO2ブレークスループログラム

世界鉄鋼協会によるCO2ブレークスループログラム

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