化学物質の排出管理

総合的な排出管理

新日鉄住金は、PRTR法特定化学物質の環境への排出量の把握等および管理の改善の促進に関する法律の略称。化審法化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の略称。等の化学物質の管理に関わる法律や管理手順に則り、化学物質の生産・取扱・環境への排出・廃棄等を適正に管理し、改善に努めています。PRTR法では、対象となる化学物質の取扱量、環境への排出量、廃棄量等の物質収支を確認することで管理を徹底しています。また、光化学オキシダントや浮遊粒子状物質の原因とされる揮発性有機化合物(VOC:Volatile Organic Compounds)2004年の大気汚染防止法の改正で浮遊粒子状物質や光化学オキシダントの原因となる物質として規制対象となった、大気中に気体で排出される有機化合物。についても、同様に管理をしています。化審法では、対象となる化学物質の製造・販売量について把握し、届出しています。

さらには、石綿やPCB(ポリ塩化ビフェニル)といった有害物質を含有する製鉄所資機材の代替化促進にも率先して取り 組み、安全な取扱基準に従って、可能な部位から取り替え・処分を実施しています。

PRTR法に基づく排出管理

法施行以前の1999年より、日本鉄鋼連盟(鉄連)で策定した自主管理マニュアルに則り、調査を開始し、現在もPRTR法に準拠して462物質について調査し、排出の抑制と管理の改善に努めています。 2016年度の実績は、届出対象物質が54物質で、排出量は、大気へ401トン、公共用水へ37トン、また、製鉄所・製造所の外への移動量(廃棄量)は、マンガンやクロムといった金属とその化合物が大半で、計6,479トンでした。

毎年、所毎にデータを集計するとともに、効果的な削減対策については、他所へも適用を拡大しています。また、集約結果をウェブサイトにて情報開示しています。

同様にVOCの削減にも取り組み、2010年度に30%削減(対2000年度比)の目標を2009年度には達成し、その後も削減を続けています。

当社届出全物質(PDF 56 KB)PDFファイルへリンクします

化学物質の自主的な重点管理

第5焼結排ガス脱硫脱硝設備(和歌山製鉄所)

第5焼結排ガス脱硫脱硝設備
(和歌山製鉄所)

ダイオキシン類

当社は、ダイオキシン類の大気への排出源として、焼結設備および焼却設備等を保有しています。すべての設備が排出濃度基準を満たすととも に、鉄連のガイドラインに基づく自主的削減取組みで、1997年度を基準として目標を大幅に上回る削減を達成し、現在は低位の排出レベルを維持しています。

ベンゼン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタン

有害大気汚染物質について、取扱量の少ないトリクロロエチレンを除き、自主的に削減計画を策定し、取り組んだ結果、3物質とも既に目標を達成し、現在も削減レベルを維持しています。

化学物質の自主的な重点管理

ベンゼン( 単位:t /年)

ベンゼン(室蘭製鉄所)( 単位:t/年)

ベンゼン(室蘭製鉄所)( 単位:t/年)

ベンゼン(鹿島製鉄所)( 単位:t/年)

ベンゼン(鹿島製鉄所)( 単位:t/年)

ジクロロメタン (単位:t/年)

ジクロロメタン (単位:t/年)
テトラクロロエチレン(単位:t/年)
ダイオキシン類(単位:g-TEQ/年)
VOC( 単位:t /年)

各製鉄所サイトデータ(PDF 1.16 MB)PDFファイルへリンクします

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