エネルギー・マテリアル・バランス

事業活動におけるエネルギーと資源の循環・環境側面

新日鉄住金は、海外で採掘された鉄鉱石や、鉄鉱石を還元するためのコークスの原料になる石炭、社会から発生したスクラップを主な原料として、鉄鋼製品を生産しています。

石炭を乾留してコークスを製造する際に発生するコークス炉ガス、および高炉から発生する高炉ガス等の副生ガスを、鋼材の加熱用の燃料ガスや製鉄所構内にある発電所のエネルギー源として、100%有効に活用しています。

さらに、製鉄所で使用する電力の88%が自家発電でそのうち、78%は排熱および副生ガスなどの所内発生エネルギーの回収によりまかなっています。また、水資源については、製品や製造設備の冷却や洗浄に使用する水の90%を繰り返して使用しています。

一方、鉄1トンを生産すると約600kgの副産物が発生しますが、鉄鋼スラグ、ダスト、スラッジは社内で原料として再利用するとともに、セメント原料や建設資材として社会や他産業で有効に活用されています。これらの努力により、99%に及ぶ高い再資源化率を達成しています。また、2017年度は「鉄鋼副産物の活用拡大による省資源の推進」を目標とし、簡易舗装材カタマ®SPの使用拡大で林道・農道等のさらなる簡易舗装を実現しました。

また、高温、高圧で操業する製鉄プロセスを活用して、社会や他産業で発生するさまざまな副産物の利用拡大にも取り組んでおり、近年では、廃プラスチックや廃タイヤなどを積極的に再資源化しています。

エネルギー・マテリアル・バランス

INPUT原料推移 (単位:万トン)
INPUT原料 2013年度2014年度2015年度2016年度2017年度
鉄鉱石 6,8326,8186,3136,2555,942
原料炭
3,060
2,910
2,861
2,937
2,654
廃プラスチック
19
21
20
21
21
廃タイヤ
8
8
8
7
7



資源・エネルギー投入量
日本の一次エネルギー総供給量に占める
新日鉄住金の比率(2016年度)

資源・エネルギー投入量

出典:資源エネルギー庁 「総合エネルギー統計」
一般社団法人日本鉄鋼連盟

排出量
産業廃棄物の最終処分量に占める
新日鉄住金の比率(2015年度)

排出量

出典:環境省 平成30年度版環境白書

再資源化率の推移

再資源化率の推移

出典:環境省 平成29年度版環境白書



コークス乾式消火設備:CDQ (Coke Dry Quenching)

コークス乾式消火設備:CDQ ( Coke Dry Quenching )

CDQ

高炉、コークス炉、転炉などで発生する副生ガスおよび高温の排熱を回収し、電力として有効利用しています。CDQを含む製鉄所内の設備で、総使用電力の86%を発電し、残りの14%は外部から購入しています。所内で発電する電力全体の81%が排熱および副生ガスの回収による発電です。

回転炉床式還元炉:RHF(Rotary Hearth Furnace)

RHF(Rotary Hearth Furnace:回転炉床式還元炉)

RHF

製鉄プロセスで発生するダストやスラッジなどの酸化鉄を多く含む副産物に、石炭などの還元材を混合し、高温で連続処理することで、鉄・亜鉛などを回収し、再資源化する設備です。

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